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るいはいね@ちか

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トリックスターとQMAと音ゲーとエロゲ大好きな9割ネカマに間違われる人です
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読み物

なんとか生きてます。
実は突然引越しするという話が浮上したのですが、もやっと消えました。
しかしまだ色々これから決まっていくこともあるので
まだ安心はできなくてモヤモヤ

一応元気っぽいです

コメレスはまた今度いたしまするorzスミマセン


詩やら短めの読み物を書いていたブログのIDやPWや登録メアドだけではなく
ブログのURLすらわからなくなってしまいました^p^

皆に見られるようなとこにのっけるのは恥ずかしい気もするけれども
ちょっとチャレンジ精神的にのっけてみます(

小説のしの字もたいしたもの書いたことのない俺の読み物なので
スルー推奨で(
あまりテキスト保存しておくと旦那に見られるから嫌なんだよおおおおおおおおお


軽くこの読み物について最初に触れておきます
ある私の友人の話をもとに書いています
でも、ほとんど脚色くわわったような内容です
そんな感じでs



『さくら』



桜の花が咲き誇るこの季節。
君はまだ僕の事を覚えているのだろうか・・・・。


季節はまだしんしんと雪が降る、寒い冬

「うー寒いーーー。舘樹おはよー!」
「おう、郷志。おはよー」

いつもの朝の挨拶。
郷志はいつも教室に入ってくる時には挨拶をしながら入ってくる。
そして時々、戸にぶつかりながら入ったりどじっこだ。

「郷志またぶつかってるんじゃないよ」
こうして学校で過ごす一日が始まる。



体育の時間のことだった。

女子はマット運動、男子は柔道をしていた。
俺は郷志と一緒に組んでいた。

やろうぜーと話していたその瞬間。

ドスン

え?と思い後ろを振り返ると郷志の姿が見えない。
ふと足元を見ると郷志の倒れている姿が目に入ってくる。

「郷志大丈夫か!?先生!郷志が!」


無我夢中に叫んだ事しか覚えていない。

郷志はそのまま救急車で病院へ運ばれていった。



それから数日、郷志は検査入院となった。
俺の学校は厳しい寮生活のため、見舞いはおろか、登校以外の外出は認められていない。
最初は、3日程で退院できると言われていた。
1週間・・・2週間・・・1ヶ月・・・
どれだけ日が過ぎていっても郷志は退院してこない。

いてもたってもいられず、朝の会の最中に先生に聞いてみた。

「先生!郷志はいつになったら学校にくるんですか?大丈夫なんですか?」

先生は青い顔をしながら、しばらく沈黙していた。
俺は嫌な予感がした。
嫌な沈黙がしばらく続き、先生が口を開いた。

「実は郷志は、思ったよりも状態が悪かったらしいんだ」

ドクン

俺の心臓は今までにないくらい強く叩かれるように痛く鼓動した。


「郷志から口止めされてるからこれ以上は言えないが、
 今度、見舞いにいけるやつは行ってやれ。特別に校長に許可もらってくるからな」


ドクンドクン

俺の嫌な予感は当たったのだろうか。
しかし、それでもこの現実は認めたくなかった。

学校が終わり、何人かは見舞いへ行った。
俺は怖くて行けなかった。
友達なのに、俺は最低だな。
そう考えながら部活に打ち込んだ。
俺はホルン吹き、郷志はトランペット。
二人でブラスバンド入ろうと決めて入ったこの部活。
息がぴったりだなと顧問からも褒められていた俺達。

もうすぐ韓国で講演会があるんだ・・・それを乗り切ろう・・・。
郷志も一緒に講演会にいけるかな?
郷志は大丈夫かな?
郷志に何かあったら・・・・・・

ハッ!
俺は一体何を考えてるんだ?
何かあったらって・・・何かあるわけないじゃないか!
俺は嫌な奴だ・・・・・



そのまま冬は終わり、季節は春を迎えた。
郷志はまだ入院したままだ。
ぼーっと教室の窓校庭に咲く桜を眺めていた。

そういえば、入学式で郷志に会ったのも桜の木の下だったな。
昔を懐かしみながら、思いふけった。


バン!
思い切り戸を開ける音がした。

「おい!郷志がやばいらしいぞ!さっき先生達が騒いでたぞ!」

ドクンドクンドクン


俺は気付くと走り出していた。
周りの声も自分が何を考えているのかもよくわからない。
ただ・・・郷志の元に向かって走り続けた。


どれだけ走ったのだろうか。
もう目の前には病院の玄関があった。


「走らないでください!」
金切り声で注意してくる看護士さん。
ごめんなさい・・・でも郷志が・・・・・・。


消毒の匂いが嫌に鼻についてくる。
いつもは心地良いと感じるのに、今日ばかりは嫌悪しか感じない。


「郷志!」

思い切り部屋のドアを開けた。
そこは山の上の学校や、立ち並ぶ桜の木がよく見える個室だった。
日も当たり、とても気持ちの良いはずの部屋。
しかし、何故かひんやりとして嫌な空気が漂っていた。
無我夢中で部屋に飛び込んだ俺はショックを受けた。

あんなに元気だった郷志の変わり果てた姿を目の当たりにしてしまった。

髪は抜け、あんなに逞しかった腕は細くなり、骨と皮だけのように見えた。
一瞬、別人ではないか?と疑ったが、郷志の声を聞いて本人と確証した。

「舘樹・・・久しぶりだな。元気してたか?」

か細い声・・・全く会いに来なかった俺を責める事もしない。
俺は声を押し殺しながら泣いた。
人前で泣くなんて初めてだ。

「舘樹、泣かないでくれよ。ほら・・・俺こんなに大丈夫だから・・・」

力こぶを作って見せるように腕をあげてみせるが
もう、昔のようには・・・いや、普通の人以上に力もなく
ただただ弱々しいものだった・・・。

郷志は思い出話を話し始めた。
学校入学、俺達の出会い、学校生活、寮生活・・・。
俺は涙が止まらなかった。
何故郷志ばかりこんな目に合うのだろうか?
そんな話をしていると他の友人達がかけつけ到着した。

「お、お前らも来てくれたのか・・・」

郷志の顔に、ふと笑顔が浮かんだ。

思い出話は止まらない。
俺達は全員、声を押し殺し泣きながら、うんうんと頷いて話を聞いていた。

突然、郷志は一人一人に話かけた。

「雅之、彼女とうまくやれよ・・・」
「春彦、頑張って自衛隊員なってくれよ・・・」

なんでそんな事言うんだよ!俺達のこれからもずっと一緒だろ?
思うだけで言えなかった・・・。

「舘樹、警察官になって皆を守ってくれよ・・・」

ずっと声を押し殺して泣いていたせいか、声が出なくなっていた。
ただただ、うんうんと頷くしかできなかった。
みんなもそうだった。

「俺、もうだめみたいだわ・・・。みんな元気でな・・・幽霊になってお前らのとこ行くからなアハハ・・・じゃあな・・・おやすみ・・・」

スッと眠りにつく郷志。
ピーっと嫌な機械音のする心電図。
慌てて心臓マッサージや電気ショックの準備を始める医者や看護士の姿が・・・。

「郷志!郷志!!」

俺達は叫んだ。
がらがら声になっていたけれども、とにかく力を振り絞って泣き叫んだ。

無我夢中で叫び、現実を受け止めたくなかった。

「ご臨終です」

一番聞きたくなかった医者からの言葉。
頭の中が真っ白になった。




気がつくと郷志の部屋にはもう何もなかった。
郷志の荷物も、郷志の姿も・・・・・。
ガランとした殺風景な部屋から見えるのは、舞い散る桜吹雪。




あれから何年たっただろうか・・・もう3年がたったかな?
俺はあの後、必死で勉強をして大学に合格をして
今は警察官になるべく、空手や柔道や剣道にも勤しんでいる。

気付けばまたこの季節で
君との思い出に誘われ


同窓会で集まる時には必ず郷志と出会った桜の木の下に行く。
なんだか、そこに行けばまた郷志に会えるような気がするんだ。

ここに立つと甦る こみ上げる季節読み返す


けれども、もう郷志には会えないんだよな。
わかってはいるんだ・・・。
郷志・・・お前、そっちで元気でやってるか?
お前の家族と会えたか?

変わらない香り 景色 風
違うのは君がいないだけ



今年も桜が咲き始めたよ。
もうすぐあの木の下に、お前に会いにいくからな。

花びら舞い散る






BGM:さくら/ケツメイシ

コメント

ちょっとウルっときた

この話、山田知ってる人の話なんだぜ^p^
よんでくれてありがとう!

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